
個人ブログがオワコンって本当ですか?
もし、オワコンでないなら理由が知りたいです。
このような疑問を解消します。
- 個人ブログがオワコンではない理由
- 個人ブログがオワコンと言われている理由は4つ
- 現代ブログで稼ぐ3つのコツ
- 個人ブログで失敗したときの逃げ道は4つ

「副業でブログをはじめたいけど、個人ブログはオワコンって噂もあるから不安」
これから取り組むのに、オワコンと噂されていたら不安ですよね。
結論からいうと、個人ブログはオワコンではありません。
本記事では、個人ブログがオワコンではない理由を解説した上で、稼ぐためのコツも紹介します。
「副業ブログをはじめたいけど、将来性が不安」という人の悩みを解消できれば嬉しいです。
【2021年】個人ブログがオワコンではない理由

結論、個人ブログはオワコンではありません。
なぜなら、インターネット広告の市場が伸びているからですね。
以下は電通が公式発表したデータを元に作られた、媒体別の広告費の推移です。

ブログの収入源であるインターネット広告市場伸びていることが、オワコンではない理由のひとつです。
実際に個人ブログで稼いでいる人が存在する
また、市場が拡大しているだけでなく、実際にブログで稼いでいる人も存在します。
以下は、NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の調査結果です。

ブログアフィリエイトをやっている方の、68.4%が稼いでいるのがわかります。
見ての通り、個人ブログは稼げない(オワコン)というわけではありません。
副業解禁でブログ人口が増える
日本では2018年に副業が解禁され、それ以降副業ブログ人口も増加傾向にあります。
以下は、NPO法人アフィリエイトマーケティング協会の調査結果です。

ブログアフィリエイトの経過年数2年未満が、54.5%という結果になっています。
つまり、副業が解禁した2018年からはじめた人が市場の半数を閉めるわけですね。
もし、本当にオワコンなら人口は増えません。
また、人口が増えれば活性化し、そこに企業も参入してくる可能性が高いため、コンテンツとして時間を投資するには十分といえます。

アフィリエイト案件を扱う代理店も増加傾向にあります。
個人ブログがオワコンと言われている理由は4つ

何故、「ブログはオワコン」と言われてしまうのでしょうか?
ブログがオワコンと言われる理由は以下の4つです。
- SEOが厳しくなった
- Googleコアアップデートが増えた
- 企業サイトの参入
- YouTubeの市場拡大
それぞれ解説します。
オワコンと言われる理由1:SEOが厳しくなった
よく噂されるのは、SEOが厳しくなったから個人ブログの上位表示が難しいという話です。
SEOとは、検索エンジンを使ったマーケティング戦略のひとつです。Googleなどの自然検索結果で自社のページが表示されることにより、サービスや商品を知らないユーザーがページを見て検討する機会を創出します。
出典:SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)とは|irep
SEOが厳しくなったのは事実です。
2018年ごろまでは、個人ブログ全盛期で簡単に検索上位を取れる時代でした。
しかし、次第にSEOは厳しくなり2021年は、知識がなければ上位表示は難しいです。
「じゃあ個人ブログは検索で上位は取れないのか?」と言われれば、そんなことはありません。
これまで簡単すぎたものが、通常の難易度になったというレベルです。
なので、SEOが厳しくなったからといってオワコンというわけではありません。

僕自身、SEOを攻略して検索1位を量産しています。
オワコンと言われる理由2:Googleコアアップデートが増えた
Googleコアアップデートとは、検索アルゴリズムを見直し、検索結果を大規模に改善するアップデートのことを指します。
要はランキングを決める仕組みが見直されるため、それに応じて現在のランキングも変動が起こるということです。
これまで1位で毎月稼げていたキーワードがいきなり2ページ目以降になってしまう…なんてこともあります。
もちろん、逆に大幅に上がるケースもあります。
ただ、Googleコアアップデートで順位が下がったとしても、状態に合わせてSEO施策を行えば回復可能です。
以下は、僕が実際にGoogleコアアップデートに直撃した時の様子。

「やっとアクセスが増えてきた」と思った矢先に、サイトが半年前の状態に。
しかし、SEOを学びつつ運営を続けたら、7ヶ月後にはアクセスが戻るどころか数十倍になりました。
このように、Googleコアアップデートの被害を受けたとしても、回復は十分に可能です。
なので、Googleコアアップデートがあるからといって、オワコンというわけではありません。
オワコンと言われる理由3:企業サイトの参入
インターネット広告の市場が伸びていることもあり、個人だけでなく企業も参入をしています。
正直、個人ブログが企業サイトに勝つのは難しいです。
なぜなら、企業が所持するドメインは、個人のドメインよりも信頼性が高く、評価されやすい傾向にあるからですね。
それだけでなく、ライターの導入人数や外部SEO対策に投じる費用も段違いです。
「企業に勝てないなら稼げないじゃん」とあなたは思いますよね。
実は、企業と個人では攻める市場が異なるので、勝負する必要がありません。
ジャンル | キーワード | |
企業 | レッドオーシャン | ビッグ・ミドル |
個人 | ブルーオーシャン | ロングテール |
大前提として、企業は個人が狙うような小さい市場には入ってきません。
理由は、人件費やマーケティング費用を投資するので、見合わないからです。
なので、基本的に戦うケースは、個人が企業のいる市場に挑まない限り発生しません。
- 企業:収益性の高い市場を攻める(月100万〜数千万円)
- 個人:収益性の低い市場を攻める(月5万〜100万円)
勘違いする人が多いのですが、企業の参入で個人ブログがオワコンになることはありません。

個人で稼げる市場を選択すればOK。
オワコンと言われる理由4:YouTubeの市場拡大
「時代はYouTubeだから、ブログはオワコン」こういう噂も聞きますよね。
これは僕がブログをはじめた、2018年も言われていました。
結論、文字のメディアはなくなりません。
たしかに、動画媒体の方が優れているケース・カテゴリも存在します。
しかし、文字の優位性があるケース・カテゴリも多くあるんですよね。
- 正確に伝えられる
- 手軽に読める、発信できる
- 情報の収集スピードが早い
ブログとYouTubeは互いにメリットを尊重したまま、別ベクトルに市場を伸ばしています。
なので、YouTubeが伸びているからといって、文字メディア(ブログ)の将来性がないわけではありません。
個人ブログはオワコンではない!現代ブログで稼ぐ3つのコツ

現代ブログで稼ぐ3つのコツを紹介します。
- 時代にあった運営スタイルで取り組む
- アフィリエイトに取り組む
- SEOの知識を付ける
それぞれ解説します。
コツ1:時代にあった運営スタイルで取り組む
ブログで稼ぐには、時代にあった運営スタイルを選択するのが大事です。
個人ブログは大きく分けると、4つの運営スタイルがあります。
アフィリエイト | アドセンス | |
特化ブログ | ○ | × |
雑記ブログ | △ | × |
- ○:稼げる
- △:稼ぎづらい
- ×:稼ぐのが難しい
結論、2021年ブログで稼ぐなら、特化ブログ×アフィリエイト一択です。
なぜなら、特化ブログはE-A-Tを担保しやすいため、Googleに評価されやすいからですね。
E-A-Tとは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、 Trustworthiness(信頼性)の三つの言葉の頭文字をとったGoogleの造語で、簡単に言えば「事実を分かりやすく専門性が高いコンテンツ」が求められているということです
出典:E-A-Tとは?|ディーエムソリューションズ株式会社
ちなみに、雑記ブログはE-A-Tを満たすのが難しく、稼ぐハードルが大幅に上がるので推奨しません。
- 特化ブログ:ひとつのジャンルに特化するため専門性が高く、SEOで評価されやすい
- 雑記ブログ:複数ジャンルあるため専門性が低く、SEOで評価されづらい
SNSで「ブログ稼げない…」と話している人の多くが雑記ブログという、評価されにくい舞台で戦っています。
- 特化ブログ→副業で稼ぐことを目的にしている人向け
- 雑記ブログ→稼ぐのは二の次、楽しければ良い人向け
もし、ブログをはじめる理由が”稼ぐこと”であるなら、特化ブログ×アフィリエイトで取り組みましょう。
コツ2:アフィリエイトに取り組む
ブログで稼ぐなら、アドセンスではなく、アフィリエイトに取り組むべきです。
理由は、アフィリエイトの方が少ない労力で稼げるからですね。
アドセンスは、月10,000PVあったとしても、3,000円ほどしか稼げません。
アドセンス収入=PV×クリック率(0.01)×広告単価(平均30円)
対するアフィリエイトは、3,000PVもあれば、10,000円は容易に稼げます。
ちなみに、僕は毎月40万円ほどブログ収入がありますが、9割以上はアフィリエイトです。
『ブログで稼ぐ=Googleアドセンス』という先入観がある人もいますが、実際はアフィリエイトをメインにしつつ、アドセンスで補助するイメージです。
まずは、登録無料のもしもアフィリエイトで、取り組めるアフィリエイト案件がないか探してみましょう。
コツ3:SEOの知識を付ける
SEOの知識があると、ブログで稼げる可能性はグッと高くなります。
なぜなら、ブログで稼ぐ流れは以下の通りだからです。
- 検索上位表示する←SEO知識が必要
- 検索エンジンから訪問者が来る
- 記事が読まれる
- 検索意図を解決する
- アフィリエイト成約
検索上位表示しなければ、記事は読まれません。
なので、まずはSEOを学び、記事を読んでもらえる環境作りから行いましょう。
個人ブログで失敗したときの逃げ道は4つ

ブログ自体オワコンではありませんが、人には向き不向きがあります。
なので、副業ブログに時間を投資したけど失敗…なんて可能性もありますよね。
しかし、ブログ運営をすると様々なスキルが身に付くため、逃げ道があります。
逃げ道1:Webライター
ブログ運営の経験があるWebライターは重宝されます。
なぜなら、ブログ経験者はSEOライティングを熟知しているからです。
意外かもしれませんが、9割のWebライターはSEOライティングができません
また、運営しているブログをポートフォリオにできるのもメリットですね。
「ライターに挑戦してみたい」という方は、クラウドワークスでWebライターの案件を見てみましょう。
最初は、文字単価0.5~1円程度の案件からはじめるのがおすすめです。
逃げ道2:オリジナルコンテンツ
「ブログでものが売れるようになったけど、単価が安くて稼げない」
「得意カテゴリがあるけど、アフィリエイト案件がない」
このような方々は、オリジナルコンテンツを販売する道もあります。
今はnoteやBrainで誰でも、自分の商品を販売できるようになりました。
アフィリエイトだと稼ぎづらいカテゴリもあるので、オリジナルコンテンツにシフトするのもありです。
逃げ道3:インフルエンサー
ブログ用にSNSを育てている人は、発信活動に特化する道もあります。
世は何を発信するか?よりも誰が発信するか?の時代になってきているので、時代にあった稼ぎ方とも言えますね。
マネタイズもツイートや拡散案件など様々あるので自分にあったものを選択可能です。
逃げ道4:Webマーケティング職
ブログで身に付けたWebマーケティング知識を糧に、転職する道もあります。
【 ご報告🐸 】
— びび@blender勉強中 (@kaeru_sippo0201) May 28, 2020
この度Webマーケティング会社への転職がついに決まりました!嬉しすぎて震えております😭
未経験・高卒ということで割とハードだったので、多分1人だったら心折れてました。応援と励ましの言葉をくださった皆さん、本当にありがとうございました!!!
実は、ブロガーからWebマーケティング職に転職する人は多くいます。
びびさんの体験談はこちら→「ブログがきっかけでWebマーケ会社に転職した話」を過去の自分に伝える記事
「個人ブログでは上手くいかなったけど、楽しいから本業にしたい」という方は本業にしてしまうのも良いでしょう。
経歴が不安な方は、“いい就職.com”でサポートを受けるのがおすすめです。
個人ブログオワコンに関連するよくある質問

- 一部の人しか稼げないんじゃないの?
-
実際、ブログで月5万円稼げているのは、上位3割ほどです。
しかし、多くの人が学ばず独学で挑戦しています。
なので、しっかりと学びつつ実践すれば月5〜20万円程度はあれば現実的です。
- Webマーケティングの知識は必須?
-
現状の知識が0でも稼ぐことができます。
実際に、僕自身も知識0の状態から2年半で月40万円を稼げるまでになりました。
副業ブログの人口が増え、ノウハウも世に出回っているので調べつつ、自身で検証していけばOKです。
- 文章を書くのが苦手だけど平気?
-
これまでの経験から文章が苦手な人でも問題ありません。
なぜなら、これまで書いてきた文章とWebライティングは全く別物だからです。
詳しくは以下記事で解説しています。
まとめ:個人ブログはオワコンではない!将来性も十分です
結論、個人ブログはオワコンではありません。
むしろ、成長傾向にあり、将来性も十分あります。
- ブログの収益源であるインターネット市場は伸び続けている
- 実際に個人ブログで稼いでいる人が存在する
- 副業解禁でブログ人口が増える
とはいえ、ブログは誰でも簡単に稼げる副業ではありません。
時代に合わせた運営スタイルを選択しつつ、SEO知識を学ぶ必要があります。
- 時代にあった運営スタイルで取り組む
- アフィリエイトに取り組む
- SEOの知識を付ける
まだまだ、個人ブログで月50〜100万円は目指せますので、興味がある方はぜひ挑戦してみて下さいね。
ブログを始めようと思った方は、【たった10分】WordPressブログの始め方を図解でわかりやすく解説を参考に、まずはブログを開設してみましょう。