
人気テーマJINのリアルな口コミが知りたい。
利用を検討しているのでメリットも知りたいな。
このような悩みを解消します。
本記事の内容
- JINの評判・口コミ
- JINのメリット・デメリット
- JINのよくある質問

「人気テーマJINのリアルな評判・口コミが知りたい」
結論からいうと、JINは悪い評判・口コミが目立ちました。
本記事ではどういった評判だったのか?を紹介した上で、約2年JINを使用した経験からメリットとデメリットを解説します。
JINの利用を検討している方の助けになれば幸いです。

良い評判だけでなく、悪い評判も全て紹介します。
ワードプレステーマJINとは?

項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | JIN |
販売元 | 株式会社CrossPiece |
価格 | 14,800円 会員限定フォーラム付き |
動作環境 | 動作環境 WordPress 4.9 以上 PHP ver7 以上 Windows10/Mac OSX/Android7.11 以上 IE11以上/Chrome64/safari11.0.3 以上上記以外の環境では未確認です。 |
ライセンス形態 | 100%GPL。 ライセンス制限なく、複数サイトで利用可能 |
決済方法 | クレジットカード( VISA / Master / JCB / AMEX ) ※その他お支払方法についてはこちらをご覧ください |
JINは有名ブロガーのひつじ(@hituji_1234)さんのアイデアを元に作成されたWordPressテーマです。
大人気ブロガーのヒトデさん(@hitodeblog)が利用して、あっという間に人気テーマとなりました。
その影響か、1〜2年前に開設されたブログのJIN使用率は非常に高いです。

僕も当時、速攻で購入しました(笑)
JINの総合評価
項目 | 評価 |
---|---|
SEO | |
機能性 | |
デザイン性 | |
コスパ | |
初心者向け | |
総合 |
「大人気テーマなのに評価はイマイチなの?」とあなたは疑問を抱きますよね。
JINは優れたテーマでしたが、発売から時が経ち、型落ち感が否めません。
その様子は評判・口コミにも現れているので早速見ていきましょう。
ワードプレステーマJINの悪い評判・口コミ

まずは、利用検討に重要な悪い評判・口コミから見ていきましょう。
人気テーマのリアルな口コミをお届けします。
悪い評判・口コミ1:表示速度が遅い
サイト速度が遅すぎて困ってるんですが、JINならしょうがない説が出てきてさらに困ってます…😢😢#ブログ初心者 pic.twitter.com/gfedHdzG4Q
— ino@何でもライターと4桁ブロガー (@ino45092996) January 16, 2021
悪い評判・口コミ2:内部構造にエラーが多い
Googleクローラのパンくずリスト構造化チェックが強化されたのかな?WordPressテーマにJIN使ってて内蔵のパンくずリスト使ってる人はエラー検出するんでご注意を。
— みーま|クラウドエンジニア (@miima_17) November 10, 2019
とりあえずプラグインでなんとかする。
しかしプラグインをゴリゴリに使ってCSSカスタマイズしてると「テーマとは?」ってなってくる
悪い評判・口コミ3:相性の悪いプラグインが多い
スピードアップしたいならhead cleanerというプラグインおすすめです。
— ショッティ (@SHO_TTINew) April 8, 2020
Page Speed Insightsで20くらい数値上がりました。
ただし、JINもしくはプラグインとの相性が悪いのかトップページの表示がバグりました。
もし試す場合は必ずバックアップとってからやってくださいね!!
悪い評判・口コミ4:TOPページ下部に謎の余白が生まれる
JINでトップページをコンテンツマガジンに設定すると、なぜか下の方に余計な余白ができてしまう・・。
— マサヒロ@借金4000万をブログで返済中 (@u2x_masahiro) February 9, 2020
うーーーん、コード見るのは面倒だなぁ_(:3」∠)_
悪い評判・口コミ5:POPなデザインが故に合わないジャンルがある
完全初心者なら、JINとかSTORKの方がいいかもしれませんね。ただ、この2つのテーマは可愛らしい感じなんで治療院とかのホームページには合わないかもしれませんね。
— なおべべ🦥🔥怠けない4年目ブロガー (@naobebe7) July 1, 2020
治療院とかで本格的に使うならTCDのテーマがいいかもしれませんね。
デモページがあるので最初からお洒落なのが出来上がります。
悪い評判・口コミ6:ブロックエディタが使いづらい
オパールさん、こんにちは!
— なずな🌿のんびりブログ書く✏️他にも多趣味🎶 (@nazuna_tobright) November 21, 2020
jinのテーマですが、ブロックエディタが使いづらくて、わざわざクラシックエディタのプラグインを入れてクラシックエディタで書いています😅
いずれ、クラシックエディタはサービス終了になるらしいので、慣れなきゃと、時々ブロックエディタ使ってみては挫折してます💦
悪い評判・口コミ7:細かい設定ができない
Cocoon細かいところまで設定するの簡単すぎてjinだとやりたいことがなかなかできないンゴwww
— ゲマちゃん@フサフサ (@gemakomi) August 2, 2019
悪い評判・口コミ:まとめ
- 表示速度が遅い
- 内部構造にエラーが多い
- 相性の悪いプラグインが多い
- TOPページ下部に謎の余白が生まれる
- POPなデザインが故に合わないジャンルがある
- ブロックエディタが使いづらい
- 細かい設定ができない
正直、様々な悪い口コミが寄せられていました。
大きく分けると、『機能面の低さ』『様々な不具合』の2つです。
機能面の低さについては、発売から時間が経って他の最新テーマと比べられるようになり急増しています。
特に2021年6月からCore Web Vitalsがランキング要因なるため、表示速度の遅さについて言及している人が多くいました。
Core Web Vitals(コアウェブバイタル)とは?
Googleは様々な要因からランキングを決定していますが、2020年5月ごろ、自社のブログを通じて、ユーザー体験の向上のため、下記の3つをランキング要因に追加することを予告しました。
・ページの表示速度を測る「LCP」
出典:【Google】2021年5月6月中旬からCore Web Vitalsがランキング要因になると発表!|Digital Marketing blog
・ユーザーとの対話性を測定する「FID」
・コンテンツの移動を示す「CLS」
細かな不具合に関しては、僕が購入した2年前から継続的に上がっているような状態です。
デメリットで後述しますが、サポートに問い合わせても治らないほどの不具合もあったりします。
ワードプレステーマJINの良い評判・口コミ

次は利用する上で期待する、良い評判・口コミを紹介します。
良い評判・口コミ1:デザインが可愛い
JINのテーマやっぱり可愛い。リストが簡単に作れるのもいい。安くない買い物だしちゃんとブログが続いたら買いたい😭
— こむこ (@ganbarucomco) January 15, 2020
良い評判・口コミ2:使いやすくて初心者向け
ワードプレステーマJINを使っていますが、使いやすいですね。
— イグアナ@個人で稼げる男になる (@iguana_active) November 18, 2020
初心者向けとしてのコンテンツは揃っています。
カッコの種類もデフォルトで沢山あるし、カッコ良いブログが作れてオススメです!!
良い評判・口コミ3:利用者が多いので問題解決しやすい
わたしは迷わずテーマはJINにしたんですけどお気に入りです。まだ使いこなせてないけど可愛いしやさしいイメージ。わからないこと調べるときも使ってる方が多いのでオススメです🙂#ブログ書け#ブログ初心者
— ねばこ (@nevaco_blog) July 1, 2020
良い評判・口コミ:まとめ
- デザインが可愛い
- 使いやすくて初心者向け
- 利用者が多いので問題解決しやすい
良い評判の種類は少ないものの、上記3つが多く寄せられていました。
特にパソコン知識に詳しくない、主婦層に人気があるようです。
ここからは、実際にワードプレステーマJINを2年間利用した筆者が実感した、メリット・デメリットを解説します。
ワードプレステーマJINのデメリット6つ

ワードプレステーマJINのデメリットは以下の6つです。
- 表示速度が遅い
- 汎用プラグインと相性が悪い
- 細かい設定ができない
- 全体的に不具合が多い
- ブロックエディタと相性が悪い
- サポートがイマイチ
それぞれ解説します。
デメリット1:表示速度が遅い
現代ブログにおいて、非常に大きなデメリットです。
「Google search consoleヘルプ 」に以下のように記述されています。
速度が重要な理由
ページの読み込みに時間がかかると、直帰率に深刻な影響を及ぼします。具体的には:
ページの読み込み時間が 1 秒から 3 秒に増加すると、直帰率は 32% 増加します。
ページの読み込み時間が 1 秒から 6 秒に増加すると、直帰率は 106% 増加する。
遅いと判断されたページは、Google 検索での順位が下がる可能性がある。
ケーススタディをご覧ください。
出典:ウェブに関する主な指標レポート|Google search consoleヘルプ
これに加えて2021年6月から表示速度が検索順位を決定する要因になることがGoogleから発表されています。
どの程度大きな影響があるかはわかりませんが、順位に影響するのは確定しているので表示速度が遅いJINを利用するのはリスキーと言えるでしょう。
デメリット2:汎用プラグインと相性が悪い
利用率が高い「Autoptimize」や「Lazy Load」などと相性が悪いです。
利用した場合、表示崩れや謎の余白が生まれてしまうなど報告が上がっています。
ちなみに僕自身も利用した2サイトどちらでも発生しています
もちろん、他のプラグインを利用すれば解決しますが、メジャーではないプラグインを利用するのはリスクです。
他プラグインとの相性、テーマ相性、不具合時の対応などメジャーでない故に、手に負えない可能性があります。
デメリット3:細かい設定ができない
JINは最初から冷蔵庫、ソファー、机、TVの全てが揃っている家みたなものです。
しかし、それらに微妙な調整ができないデメリットがあります。
ブログを始めたばかりのうちは簡単に側が整うので嬉しいですが、使い込むほど物足りなくなる箇所です。
また、細かい設定ができないため、他JINのサイトと同じようなデザインになってしまいます。
デメリット4:全体的に不具合が多い
JINはとにかく不具合が多いです。
表示周りや広告、内部まで様々な報告が上がっています。
基本的にはサポートに連絡すれば原因となるプラグインや解決方法を教えてもらえますが、そこに時間を何度も取られるのはもったいないですよね。
デメリット5:ブロックエディタと相性が悪い
JINは最新の※1ブロックエディタに完全対応していないので、※2クラシックエディタを使うのが主流です。
- クラシックエディタ:テキストエディタのようなイメージ、若干のHTML・CSSの知識が必要
- ブロックエディタ:直感操作で執筆に集中できる、HTML・CSSの知識が不要
クラシックエディタは以下画像のように、エディタ上にソースコードがあるため、若干のHTML・CSSの知識が必要です。

JINは初心者向けの色が強いので、HTML・CSSの知識が求められるのは商品として一貫性に欠けると言えるでしょう。
ちなみに、ブロックエディタに完全対応しているSWELLの執筆画面は以下の通りです。
ブロックエディタはソースが現れず、直感的に執筆が行えます。
また、クラシックエディタは2021年でサポート終了が発表されているので、ブロックエディタに完全対応していないのは将来性を考えると厳しいですね。
デメリット6:サポートがイマイチ
これは僕の実体験です。
不具合について問い合わせした結果、何度かやりとりをした末に解決できないまま連絡が返ってこなくなりました。
解決できない不具合があるのは仕方ありません。
しかし、謝罪や今後の展開も全く伝えないまま、放置するのはサポート窓口として質に疑問を感じます。

結局解決できなかったので、別テーマに乗り換えをしました。
ワードプレステーマJINのメリット6つ

ワードプレステーマJINのメリットは以下の6つです。
- デザインがPOPで可愛い
- 設定が簡単
- デザインの着せ替えが便利
- 利用者が多く、問題解決しやすい
- 複数サイトで使用可能
- 設定マニュアルが充実している
それぞれ解説します。
メリット1:デザインがPOPで可愛い
口コミでもあった通り、JINはデザインが可愛くて魅力的です。

TOPページはもちろん、装飾のクオリティも非常に高いです。
JINの装飾1 JINの装飾2
このデザイン性の高さがJINの人気を支えています。
画像は一部なので、全てのデザインを知りたい方は公式サイトで確認可能です。
メリット2:設定が簡単
JINの設定は、ほとんどカスタマイザーとWordPress管理画面で完結します。


設定箇所が少ないかつ、まとまっているのでWordPress初心者でも安心です。
これまで利用した計5つのテーマの中でも、最も簡単でした。
各項目内も専門知識を求められることなく、直感的に設定が行えます。
メリット3:デザインの着せ替えが便利
JINは11種類のデザインテンプレートが用意されています。

「デザインセンスがない…どうしよう」という方でも、簡単におしゃれなサイトが作れます。
最近は、別売りで子テーマSPACEも販売され、デザインの幅も広がりました。

メリット4:利用者が多く、問題解決しやすい
JINは非常に利用者が多いので、情報が豊富にあります。
なので不具合が起きても、検索エンジンやSNSで解決できる可能性が高いです。
あとは単純に利用者が多いものを使うのは安心感がありますよね。
メリット5:複数サイトで使用可能
JINは1度購入すれば、複数のサイトで制限なく利用できます。
14,800円と少し高く感じますが、複数のサイトで使えるなら正直安いですよね。
将来的に複数サイトを運営する予定がある方も安心です。
メリット6:設定マニュアルが充実している
JINは初心者に向けたテーマなこともあり、マニュアルが充実しています。

画像付きのものが多く、WordPress初心者にも優しいです。
また、説明書のように1ページにまとめられているのではなく、機能ごとに用意されているので親切ですね。
WordPressテーマJINのよくある質問

- テーマ移行は大変ですか?
-
記事数にもよりますが、手間がかかります。
各テーマ専用のタグを手作業でJIN専用タグに置き換えなければなりません。
なので記事数が多い場合ほど、大変です。
- 独自カスタマイズ(CSS)は難しい?
-
HTML・CSSの知識がなければ難しいです。
JINのカスタマイズは、ぽんひろさんという方が公開しているので、そちらからコピペで利用するのをおすすめします。
>>ぽんひろ.com
- JINのSEO対策は十分?
-
JINのSEO対策は最低限しか入っていません。
SEO対策が十分なテーマを利用したいのであれば、上記で紹介したアフィリエイト向けテーマを利用しましょう。
まとめ:JINは初心者向けテーマ、長期的に続けるなら他最新テーマがおすすめ
JINは操作性に優れた初心者向けテーマです。
しかし、販売から時が経ち”型落ち感”は否めません。
機能面よりも可愛いデザイン、簡単さを優先したい方向けのテーマといえます。
もし、あなたが「副業ブログで稼いで独立したい」と考えているなら、別テーマがおすすめです。

僕のおすすめは当サイトで利用しているSWELL。
機能面・操作性ともに高い最新テーマです。